和名・科名

オオウラジロノキ ( バラ科 )


  • 咲き始め

    5月~


    場 所

    ナナカマドの森


    草丈・樹高

    4m以上


    花の色

    白~肌色


    特 徴

    本州、四国、九州(九重山)に分布する。日本固有種。山地のやや乾いた尾根などに生育する高さ10~15mの落葉高木。樹皮は黄緑色~紫褐色、縦に裂け目ができる。葉は互生し、広卵形~楕円形で、長さ5~14cm、幅4~9cm。葉縁に荒い鋸歯~重鋸歯がある。若葉には綿毛があり、のちに無毛になる。枝の先端に数個の白色~淡紅色の5弁花をつける。花柱5、雄しべ40。果実は、直径2~3cmのナシ状果。


    日本名(名の由来)

    「大裏白の木(オオウラジロノキ)」  同科のウラジロノキ(裏白の木)に似ているが、果実がウラジロノキより大きいことに由来する。


    薬 効

    食用 [食用部位]果実を果実酒にして利用する。