和名・科名
咲き始め
5月~
場 所
ミズバショウの谷
草丈・樹高
30cm未満
花の色
黄色
特 徴
北海道、本州(千葉県、愛知県、大阪府には自生していない。)、四国、九州まで分布する。国外ではカシミール、ネパール、インドのシッキム州、ブータン、中国西南部、台湾に分布する。ブナ林などの深山の落葉樹林下に生育し、エビネの仲間では最も北まで自生する多年草。葉は3〜4枚で、長さ15~20cmの倒卵状長楕円形。葉の裏面に、毛が生える。花茎を立てて、先に花をつける。萼と側花弁は淡黄緑色、唇弁は大きくて紫褐色〜紅褐色、中央裂片には鶏冠状突起がある。球茎は卵状球形で10数年の寿命をもつ。
日本名(名の由来)
「猿面海老根(サルメンエビネ)」 唇弁を、赤みを帯びてしわが寄っている猿顔に見立て、偽球茎の形をエビの背中に見立てたことに由来する。
薬 効