和名・科名
咲き始め
5月~
場 所
マグノリア通り
草丈・樹高
1m以上2.5m未満
花の色
黄色
特 徴
北海道南部、本州~九州に分布する。国外では、中国に分布する。高さ1~2mの落葉低木。品種改良されて生まれた園芸品種。幹は細長く株立ちし、伸びた枝先は垂れ下がる。葉は互生で、有柄。質が薄く、5~7対の側脈がめだち、縁は浅く裂け、不揃いな重鋸歯がある。花は径3~5cmで黄色の八重咲となり、枝の側枝の先端に単生する。雄しべは花弁に変化し、雌しべも退化しているため、ヤマブキのように結実することはない。そのため地下茎を伸ばして株を増やし広がっていく。江戸城を築いた太田道灌の有名な故事にでてくる「七重八重 花は咲けども山吹の実のひとつだになきぞ悲しき」 にもあるように古くから植栽されていた。
日本名(名の由来)
「八重山吹(ヤエヤマブキ)」 ヤエは八重咲から、ヤマブキは古くは、山振(やまふき)という字があてられ、しなやかな枝が風に揺れる様子から名づけられたと言われている。
薬 効
薬用 [民間薬]乾燥した花や葉を揉んで、直接患部につけ、止血剤として用いる。