和名・科名

トビシマカンゾウ ( ススキノキ科 )


  • 咲き始め

    6月~


    場 所

    クリンソウの谷


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    黄色


    特 徴

    山形県の離島、飛島と佐渡の海岸に限定して自生する。海の近くに生える多年草。ニッコウキスゲより葉の幅があり、縁は波打つ。草丈が高い点を除いて相違はなく、海岸という立地に基づく生態型(島嶼(トウショ)(大小の島々のこと)型)であろうと考えられている。飛島では全島にわたって広く分布。花や蕾を食用にしたり、葉は稲わらの代用として島民の生活に利用されていた。


    日本名(名の由来)

    「飛島甘草(トビシマカンゾウ)」  もともと山形県酒田沖の離島、飛島で最初に発見されたため。文字どおりの「甘い草」。


    薬 効

    薬草 生薬名:金針菜(キンシンサイ) 風邪、不眠症、利尿、食用