和名・科名

スイセン ( ヒガンバナ科 )


  • 咲き始め

    4月~


    場 所

    ロックガーデン


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    黄色


    特 徴

    地中海沿岸原産。平安末期に中国から渡来した多年草。鱗茎は卵状の球形で、外側の皮は黒い。葉は4~6枚で白緑色をおび、葉の間から20~30cmの花茎を直立し、花をつける。白色(黄色)の花被片は6で、平たく開き、下方は筒状となる。花の内側には濃黄色で盃形の副花冠がある。雄しべ6、雌しべ1、下位子房は緑色で果実はできない。


    日本名(名の由来)

    「水仙(スイセン)」 中国名「水仙」を音読みしたもの。中国では、清楚な姿と香りが仙人のようだということで付けられた。


    薬 効

    有毒 [有毒部位]全草、特に球根に毒が多い。リコリン、ガランタミンなどヒガンバナと共通した毒成分が含まれ、誤って食べると悪心、嘔吐、下痢、よだれ、発汗、頭痛、昏睡,低体温などが生じる。葉をニラなどと間違って食べることが多いので要注意。