和名・科名

アブラチャン ( クスノキ科 )


  • 咲き始め

    4月~


    場 所

    友好姉妹都市ゾーン


    草丈・樹高

    4m以上


    花の色

    黄色


    特 徴

    本州・四国・九州に分布する。山地に生える高さ4m前後の落葉樹。雌雄異株。樹皮は灰褐色。早春、葉に先だち小型の散形花序をなし、柄のある淡黄色の小花をつける。萼は6深裂する。雄花には雄しべが9。雌花の雄しべは変形し、雌しべは1。果実は球形で黄色く熟し、後に不規律に開裂し、大きい種子を露出する。材は、強靭で、杖(つえ)や輪にしてカンジキの材料にした。昔、種子や樹皮から灯火用の油をとった。花の時期には、ダンコウバイと似るが、アブラチャンの花序には柄があり、ダンコウバイの花序には柄が無いことで区別できる。


    日本名(名の由来)

    「油瀝青(アブラチャン)」 チャンとは、コールタールなどを意味する瀝青(れきせい)のことです。油が含まれているので、アブラチャンとなったといわれています。


    薬 効