和名・科名

イヌハギ ( マメ科 )


  • 咲き始め

    8月~


    場 所

    友好姉妹都市ゾーン


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    白~肌色


    特 徴

    本州、四国、九州、沖縄に分布する。国外では、朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、インド、ネパール、パキスタンに分布する。山野あるいは海に近い砂地に生える多年草。根は木質で茎は直立し、高さ60~90cm。葉は互生し、短い柄があり毛が生える。裏面は白色を帯び、脈は隆起してよく見える。夏に枝の上の葉腋から長い総状花序を出して、多くの白色の蝶形花(ちょうけいか)をつける。萼は5裂し、豆果(とうか)は円形で、網状の脈があり、毛を密生する。


    日本名(名の由来)

    「犬萩(イヌハギ)」 古い株の根元から新芽が良く芽吹くことから「生え芽(はえぎ)」から「はぎ」に転訛した。イヌはハギに劣ることからかの命名とのこと。また、小型で茎が柔らかく地面をはうように生育するネコハギがあり、小型で柔らかい印象の「猫」に対して、大型で丈夫な印象の本種を「犬」としたという説もある。


    薬 効