
和名・科名
咲き始め
4月~
場 所
友好姉妹都市ゾーン
草丈・樹高
30cm未満
花の色
紫~桃色
特 徴
北海道から九州に分布する。国外では、朝鮮半島、中国、台湾、シベリア、アジアの温帯域に分布する。原野や道端に生える、やや蔓性の多年草。全体に香気がある。茎は四角張り、はじめは直立するが、5~25cmほどに成長した時点で、横に倒れて地をはうようになる。葉は対生し柄がある。春、葉腋に淡紫色で唇形の花をつける。萼は5つにさけ、花冠には紫色の点がある。雄しべ4のうち2本は長い。
日本名(名の由来)
「垣通し(カキドオシ)」 垣根を通り抜けて成長する様子を表している。丸い葉が並んで見えることから、連銭草(レンセンソウ)という別名もある。
薬 効
薬用 [生薬] 花の時期に刈り取って乾燥させた全草を連銭草(れんせんそう)という。利尿、消炎、鎮咳、胆汁分泌促進、血糖降下などの作用があるため、煎じて、黄疸、胆のう結石、尿道結石、腎炎、糖尿病などに用いる。その他 [利用法]染色にも利用でき、媒染剤によって黄茶色、鼠色、こげ茶色などに染めることができる。