和名・科名

カッコウチョロギ(ベトニー) ( シソ科 )


  • 咲き始め

    7月~


    場 所

    友好姉妹都市ゾーン


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    紫~桃色


    特 徴

    ヨーロッパ、アジア原産の多年草。茎の断面は四角形で、草丈は30~60cm。葉は対生し、葉身は8~12cmで楕円形から長楕円形。葉の縁には鋸歯がある。夏に花茎を伸ばし、赤ピンクや紫色、白色をした小さな唇形の花を穂状に咲かせる。日本には享保年間(1716~36年)に渡来した。


    日本名(名の由来)

    「郭公草石蚕(カッコウチョロギ)」 穂の様子が同じシソ科のカワミドリに似ていて、その生薬名カッコウの名がつき、同属チョロギと近縁種であることから2つの名が合わさり、カッコウチョロギの名になった。


    薬 効

    薬用 [民間薬]欧州では何百年もの間、万能薬、あるいは魔力をもつ植物と信じられていた植物。乾燥した葉には、神経の鎮静、消化促進、血行を促し頭痛・偏頭痛の治療に効果があるとされてきた。生の葉や根には毒性がるため、個人での使用は避けた方が良い。