和名・科名

クマツヅラ(ブルーバーベイン) ( クマツヅラ科 )


  • 咲き始め

    6月~


    場 所

    友好姉妹都市ゾーン


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    水色~青


    特 徴

    本州、四国、九州、琉球に分布する。国外では、アジア、ヨーロッパ、北アフリカの温帯から熱帯に分布する。野原に生える多年草。日当たりと水はけのよい場所を好む。茎は細く長く伸びて直立する。葉は対生で鋸歯のある先の尖った長楕円形。茎の先の穂状花序に藤色の花径4mmほどの小花をまばらにつける。リンネは学名に「薬用の」という意味を持つofficinalisをつけた。


    日本名(名の由来)

    「熊葛(クマツヅラ)」 茎を葛(つづら)の蔓(つる)のように密生する様子を熊にたとえたという説、花穂が長く伸びるため、ウマウツツラ(馬打葛)から転訛したとする説、米粒のような実が連なってつくので「米ツヅラ」が由来とする説などがある。


    薬 効

    薬用 [生薬]全草を刈取り、乾燥させたものを馬鞭草(バベンソウ)という。煎じて、腫れ物、打撲傷、打ち身に外用として用いる。[民間薬]古くから全草の搾り汁を打ち身の場所に塗布して用いたほか、煎じて、皮膚病に用いた。