和名・科名

クマノミズキ ( ミズキ科 )


  • 咲き始め

    7月~


    場 所

    野草の丘


    草丈・樹高

    4m以上


    花の色

    白~肌色


    特 徴

    本州、四国、九州に分布する。国外では、朝鮮、台湾、中国、ヒマラヤ、アフガニスタンに分布する。山地に生える落葉樹で、幹は直立し高さ10m程に達する。葉は柄があり対生する。枝先が分岐し散房花序をなし、多数の白色の小花を付ける。弁花4、雄しべ4、雌しべ1。子房は下位。小さな球果は熟すと紫黒色になり、この時期、果柄が赤くなるためサンゴのように見える。同じミズキ科のミズキの葉は互生なのに対し、クマノミズキは対生するので区別することができる。花期は、ミズキのほうが1ヶ月ほど早い。


    日本名(名の由来)

    「熊野水木(クマノミズキ)」 三重県熊野に産するミズキの意味。ミズキは水を吸い上げる力が強く、春先に枝を折ると樹液が滴り落ちることに由来する。


    薬 効