和名・科名

コウホネ ( スイレン科 )


  • 咲き始め

    6月~


    場 所

    ひょうたん池


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    黄色


    特 徴

    北海道 (南西部)、本州、四国、九州に分布する。池、沼、溝あるいは細い流れに生える多年生の水生植物。高さは水深によって異なる。根茎は白く、肥大して横に這う。葉には、水中葉(沈水葉)、水上葉(抽水葉:水面より立上った葉、浮葉:水面に浮いている葉)がある。冬季には水中葉のみ残る。暖かくなるにつれ、水上葉をつける。水上葉はやや厚くて深緑、表面にはつやがある。水中葉は細長く膜質で波状縁。花びらのように見えるのは萼片で5個、花弁は萼片の内側に多数つき、外曲する。雄しべは多数で外側に曲がる。柱頭盤の色は黄色。赤いものはオゼコウホネ。


    日本名(名の由来)

    「河骨、川骨(コウホネ)」 根茎が白く、骨のように見えることに由来する。


    薬 効

    薬用 [生薬]根茎を乾燥したものを川骨(センコツ)という。煎じて、滋養強壮、はれもの・できもの、打撲傷、月経不順、産前産後薬として用いる。