和名・科名

コマクサ ( ケシ科 )


  • 咲き始め

    6月~


    場 所

    ロックガーデン


    草丈・樹高

    30cm未満


    花の色

    紫~桃色


    特 徴

    千島列島・樺太・カムチャッカ半島・シベリア東部の東北アジアと日本の北海道から中部地方の高山帯の風衝岩屑斜面などの砂礫帯に分布する多年草の高山植物。「高山植物の女王」と呼ばれる。命名は牧野富太郎。葉は根生葉で細かく裂け白く粉を帯びる。花茎は10~15 cmで淡紅色の花を咲かせる。花弁は4個で外側と内側に2個ずつつく。外側の花弁は下部が大きくふくらみ、先が反り返り、内側の花弁はやや小さく、中央がくびれ、上端は合着している。萼片は2個で早く落ちる。


    日本名(名の由来)

    「駒草(コマクサ)」 その花の形が馬(駒)の顔に似ていることから。


    薬 効

    薬草 生薬名:駒草(コマクサ) 麻酔作用、腹痛、国の特別保護植物で採取不可