和名・科名

ショウブ ( ショウブ科 )


  • 咲き始め

    5月~


    場 所

    クリンソウの谷


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    黄緑~緑


    特 徴

    北海道から九州まで分布する。国外では、朝鮮半島、中国、モンゴル、ロシアの極東・シベリア地域、マレーシア、インドシナ、インド、スリランカ、ヒマラヤのほか、北アメリカまで分布する。池のふちや溝の側に生える多年草で、群落を作る。草丈は50 ~ 100cmになり、全体に芳香がある。根茎は横に長くはい、節が多く、多肉質で白色であるが赤みを帯びることがある。葉は根茎の端に直立し、集まって出る。初夏花茎を出し、その途中に無柄の肉穂花序をつけ、淡黄緑色の細かい花を密生する。花被は6片。雄しべ6、雌しべ1。和名「菖蒲(ショウブ)」。ショウブは、古くはアヤメと呼んだことがあるが、花が咲くアヤメとはまったく異なる別の植物になる。 


    日本名(名の由来)

    「菖蒲(ショウブ)」 漢名の菖蒲の音読みで、古く誤ってこれに当てられたものが現在に及んでいる。中国では、「白菖」と書き、「菖蒲」については小型の近縁種である「セキショウ」のことを指す。


    薬 効

    薬用 [生薬]根茎を乾燥させたものを白菖(ハクショウ)、菖蒲根(ショウブコン)という。1年以上乾燥させたものを煎じて、食欲不振、腹痛、消化不良、せき・たん、健忘症、神経痛、リュウマチ、胃炎に用いる。