和名・科名

チドメグサ ( ウコギ科 )


  • 咲き始め

    6月~


    場 所

    ひょうたん池


    草丈・樹高

    30cm未満


    花の色

    白~肌色


    特 徴

    本州、四国、九州、沖縄に広く分布している。国外では、朝鮮半島、中国、東南アジア、オーストラリア、アフリカなど、世界中の温帯から熱帯地域に分布する。庭園などに生える常緑の多年草。糸状の細い茎が地上をはう。葉には長い柄があり、互生で、葉面に光沢がある。夏から秋に、葉腋に細い柄を出し、その先に散形花序をなし、白色の小さな花を多数つける。花弁5、雄しべ5,子房は下位。


    日本名(名の由来)

    「血止草(チドメグサ)」 小さな傷に、この葉を揉んだ汁をつけると、血が止まることから名付けられた。 


    薬 効

    [民間薬]小さな傷の止血には、生の茎葉を揉んだしぼり汁を患部に塗布する。夏~秋に、全草を採取して水洗いして、日干しにして乾燥させたものを、煎じて解熱、利尿剤として用いる。また、星目には煎液で洗眼すると効果があるとされる。その他、歯痛、打撲傷にも薬効があるとされる。