和名・科名

デンジソウ ( デンジソウ科 )


  • 咲き始め

    7月~


    場 所

    クリンソウの谷


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    灰色~黒


    特 徴

    本州、四国、九州、奄美に分布する。国外では北半球の温帯地域に広く分布し、特にヨーロッパ、アジア、北アメリカの湿地や水辺でよく見られる。暖地の水田、池沼などの泥地に生えるシダ植物。根茎は針金状で長く泥中を横にはい、不規則に分枝する。葉には長柄があって水上に出て、無柄の4小葉が十字形に並ぶ。夏から秋にかけて基部に1本の小枝を分出する。小枝は2~3の柄に分枝し、頂きに胞子のう果をつけ、その内部に大小の胞子のうがある。


    日本名(名の由来)

    「田字草(デンジソウ)」 デンジは「田字」を意味し、葉が四つ葉のクローバーのように四つに分かれていて、田んぼの田の字を思わせることからデンジソウと呼ばれるようになった。また、「田の字藻(タノジモ)」、カタバミの葉にも似ていることから「カタバミモ」と呼ばれることもある。


    薬 効