和名・科名

ハス ( ハス科 )


  • 咲き始め

    8月~


    場 所

    クリンソウの谷


    草丈・樹高

    1m以上2.5m未満


    花の色

    紫~桃色


    特 徴

    原産地はインド亜大陸とその周辺で、中国経由で先史時代に日本に渡来したといわれている。沼地あるいは水田などに植えられる多年性の水草。根茎は節が多く、水底の泥の中をはうように成長し、秋の終わり頃、末端が肥厚して蓮根(れんこん、はすね)となる。葉柄は長く、葉は白味をおびた緑色で、直立して水上に出る。夏に長く直立した柄の先に紅、淡紅、白色などの大型の花をつける。萼片4、花弁と雄しべはともに多数。蓮根を食用とする。古名 ハチス。


    日本名(名の由来)

    「蓮(ハス)」 古名「蜂巣(はちす)」は、花托の形状を蜂の巣に見立てたとするのが通説である。「はす」はその転訛。


    薬 効

    薬用 [生薬]果実の皮付きを蓮実(レンジツ)、皮を捨て去って種子を乾燥させたものを蓮肉(レンニク)・蓮子(レンシ)、幼芽を蓮心(レンシン)、種皮を蓮衣(レンイ)、葉を荷葉(カヨウ)、葉の基部を荷葉蔕(カヨウテイ)、葉柄(ヨウヘイ)および花柄(カヘイ)を荷梗(カコウ)、花のつぼみを蓮房(レンボウ)、オシベを蓮鬚(レンシュ)、根茎を藕(グウ)、根茎の節を藕節(グウセツ)、蓮根からとったでんぷんを藕粉(ぐうふん)と呼び、すべて薬用に用いる。蓮実、蓮肉は粉末にして、鎮静、滋養強壮、止瀉(下痢止め)、健胃などに用いる。また、荷葉は煎じ液で患部を洗い、漆かぶれに用いる。他にも、強壮、止血などにそれぞれ用いる。食用 [食用部位]根茎をレンコンとして食用にするほか、種子や若葉はおかゆに混ぜて利用する。