和名・科名
咲き始め
7月~
場 所
薬草コーナー
草丈・樹高
30cm以上1m未満
花の色
白~肌色
特 徴
ヨーロッパ原産の多年草。今日では、東アジアや北アメリカに広く野生化した帰化植物。道端、荒地に生える。根生葉は長さ10~30cm、披針形から狭卵形まで変化がある。数本の葉脈が縦に走る。初夏に葉の間から30~60cmの花茎を出し、穂状に花をつける。花冠は白色で4裂する。萼4、雄しべ4、蒴果を結ぶ。
日本名(名の由来)
「箆大葉子(ヘラオオバコ)」 オオバコのなかまの植物で、葉がへらのような形をしていることに由来する。
薬 効
[民間薬]根を堀り上げ、洗い、刻んで日干しにして乾燥させる。葉も春~夏に随時採取し、洗って日干しにして乾燥させる。去痰には根を乾燥させたものを、利尿には葉を乾燥させたものを、それぞれ煎じて服用する。切り傷などの軽い傷には、生の葉をつぶした汁を塗布する。