和名・科名

アップルミント(マルバハッカ) ( シソ科 )


  • 咲き始め

    8月~


    場 所

    薬草コーナー


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    白~肌色


    特 徴

    地中海沿岸からヨーロッパ西部および南部、西アジア原産。高さ30~80cm程度。茎は四角張り、走出枝によってクローンの集団を形成する。葉は明緑色で葉柄は無く、対生し、長さ3~5cm、幅2~4cm。葉の形は狭卵形からやや卵形で、縁には鋸歯があり、表面は縮緬(ちりめん)状をしている。花序は穂状で長4~9cm、白や薄紅色の花を多数輪生状につける。リンゴのような甘い香りが特徴で、ハーブティーやポプリ、入浴剤などに広く利用される。


    日本名(名の由来)

    「丸葉薄荷(マルバハッカ)」 葉が丸っこい形をしていることから来ている。アップルミントの名前は、葉や茎から漂うリンゴのような甘い香りにちなんでいる。


    薬 効

    ハーブ [民間薬]ミントは葉に含まれる成分に消化促進、駆風効果(くふうこうか:胃腸内にたまったガスを排出させる効果)がある。食用[食用部位]生葉をハーブティーやパンチ等の飲み物や菓子に用いる。また、ポプリ等のクラフト、入浴剤に使われる。