和名・科名
咲き始め
5月~
場 所
マグノリア通り
草丈・樹高
1m以上2.5m未満
花の色
その他
特 徴
北海道、本州中部以北の日本海側に分布する。樹高1~3mの常緑低木。雌雄異株。太平洋側の温暖な地方に分布するユズリハが、本州の日本海側の多雪地帯に適応した亜種。枝は柔らかくしなり、折れにくい。葉は互生し、長さ3~5cmの葉柄を持つ。葉の形は楕円形~倒卵状長楕円形で、基部は円形またはくさび形。葉の先端は短く尖り、葉の縁は全縁で、表面には光沢があり、裏面はやや緑白色を帯びる。5~6月に葉腋から総状花序を出し開花する。花には花被がない。10~11月に長い果柄を持ち、黒く表面に白い粉を吹いた卵形の果実をつける。
日本名(名の由来)
「蝦夷譲葉(エゾユズリハ)」 譲葉(ユズリハ)は春に枝先で若葉が育つと、前年の葉がその場所を譲るように落葉することに由来する。北海道(蝦夷)に見られるユズリハという意味合いで名付けられたが、本州日本海側の多雪地帯にも自生が見られる。
薬 効
有毒 [有毒部位]葉や樹皮に毒を有する。中毒症状は、呼吸困難、心臓麻痺を引き起こす。