和名・科名

オレガノ(ハナハッカ) ( シソ科 )


  • 咲き始め

    7月~


    場 所

    友好姉妹都市ゾーン


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    紫~桃色


    特 徴

    ヨーロッパの地中海沿岸を原産とするシソ科の多年草。葉は対生で、細長くて鋸歯がある。茎は四角形で、分枝する。夏から秋にかけて、直立した茎の先端に、赤紫色の苞に包まれた淡紅色の小花を次々に咲かせる。オレガノは、スパイシーで温かみのある強い香りを持ち、香辛料として料理に使われることが多い。


    日本名(名の由来)

    「花薄荷(ハナハッカ)」 薄荷に似た刺激臭があり、花が目立つので付けられた。オレガノの学名「Origanum」は、ギリシャ語の「oros ganos(山の喜び)」が語源となっている。


    薬 効

    ハーブ [民間薬]葉や花に含まれる精油には、抗菌作用や抗酸化作用があり、風邪や胃腸の不調に効果がある。また、地上部を乾燥させ、煎じて使うことで、健胃、駆風効果(くふうこうか:胃腸内にたまったガスを排出させる効果)、神経強壮、喘息、消化不良、鎮咳、鎮痙、生理痛、神経性の頭痛、にも効果がある。食用[食用部位]生葉を、トマトやチーズ料理に利用したり、乾燥した葉を、肉や魚料理の香味料として利用する。他に、ポプリなどにして、浴槽に入れて入浴剤の代わりや、枕に入れて安眠のために用いたり、靴に入れて抗菌のために用いたりする。