和名・科名

カスミオクチョウジザクラ ( バラ科 )


  • 咲き始め

    4月~


    場 所

    深樹の小径


    草丈・樹高

    4m以上


    花の色

    紫~桃色


    特 徴

    カスミザクラとオクチョウジザクラとの雑種と推定され、両者の中間的な性質をもつ落葉高木。当園のものは10m。葉の展開と同時かやや早く開花する。花は葉腋に出る散形花序に2~3個下向きにつき、白色~微淡紅色の5弁花で、径20~32mm。花弁は長さ13~16mmで雄しべより長い。雄しべは25個程で、花柱はふつう無毛。萼筒は長さ10mm程で、筒形~筒状鐘形、萼裂片は長さ5mmの三角状卵形で全縁。花柄に微毛あり。開花はオクチョウジザクラとカスミザクラの間である。


    日本名(名の由来)

    「霞奥丁字桜(カスミオクチョウジザクラ)」 カスミザクラとオクチョウジザクラの両者の特徴を持つことから。


    薬 効

    薬草 生薬名:桜皮(オウヒ) 咳・痰、はれもの・できもの