和名・科名

カントウマムシグサ(トウゴクマムシグサ) ( サトイモ科 )


  • 咲き始め

    5月~


    場 所

    ひょうたん池


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    紫~桃色


    特 徴

    本州、四国、九州に分布する。特に関東に多い。国外では朝鮮、サハリンに分布する。林下に生える多年草。高さ1mになる。広義のマムシグサの1型で極めて変異に富む。他のマムシグサ同様、雌雄偽異株で、雄株から雌株に完全に変換する。普通葉は1~2個つき、偽茎部は長く、葉柄部は短く、葉身は鳥足状に分裂する。小葉は7~17枚で小葉間は短く、小葉間には葉軸が発達する。仏炎苞は通常葉に遅れて開き、緑色~紫色。筒口部は少し曲がり耳状で、仏炎苞の中にある付属体は先端がまっすぐな棍棒状。


    日本名(名の由来)

    「関東蝮草(カントウマムシグサ)」 茎には褐紫色の模様があり、これがマムシの皮膚の模様に似ているのでこの名前がついた。関東がついているのは特に関東地方に多いため。


    薬 効