和名・科名

クサボタン ( キンポウゲ科 )


  • 咲き始め

    7月~


    場 所

    友好姉妹都市ゾーン


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    紫~桃色


    特 徴

    本州全域に広く分布する。日本固有種。山地の草原や林縁などに生育する。茎は直立し、高さは1mになる。茎の下部は木化して直立するが、上部は木化せず、見かけでは多年草と言いたくなる落葉低木。茎の先端や葉腋に集散花序を形成する。花に花弁はなく、花筒を形成しているのは淡紫色の顎。4片の顎は開花時には反り返ってカールする。近寄ってみると美しい花だが、あまり目立たない。花後に雌しべの花柱が綿毛状に伸びる。


    日本名(名の由来)

    「草牡丹(クサボタン)」 葉がボタン(牡丹)の葉に似ていることに由来する。本植物は木本であるが、全体の様子が草本に見えることから「クサ」とついた。


    薬 効

    有毒 [有毒部位]全草に毒を有し、中毒症状は、胃腸炎、下痢、血便など。