和名・科名

クリスマスローズ ( キンポウゲ科 )


  • 咲き始め

    4月~


    場 所

    友好姉妹都市ゾーン


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    紫~桃色


    特 徴

    ヨーロッパ原産の多年草。日本ではよく庭先に植えられている。木質で暗色の根茎があり、草丈は30cm程。葉は掌状複葉で、小葉は7~9枚。革質で、ややワックス状の濃緑色をしている。花茎の頂に花を普通1個、まれに2~3個つける。花弁に見えるものは萼片で通常5個。花色は白色~ピンクなど変化に富む。雄しべは多数。古くからの栽培種であり、多数の園芸品種がある。「クリスマスローズ」は、花の少ない12月にバラに似た花を咲かせるので「クリスマスに咲くバラ」という意味。


    日本名(名の由来)

    「寒芍薬(カンシャクヤク)」 花が薬草の芍薬に似ていたこと、「寒」は茶席に似合う茶花として12月~3月の寒い時期に飾られていたからといわれている。


    薬 効

    有毒 [有毒部位]全草に毒を有する。中毒症状は、嘔吐、痙攣、呼吸困難、心臓麻痺など。学名の「Helleborus」はギリシャ語の Helenin(殺す)とbora(食べる)の二つの合成語から発生していて「食べると死ぬ」という意味から作られた言葉。