和名・科名

サルナシ ( マタタビ科 )


  • 咲き始め

    6月~


    場 所

    ロックガーデン


    草丈・樹高

    4m以上


    花の色

    白~肌色


    特 徴

    北海道から九州の各地に分布する。国外では、朝鮮半島、中国大陸などに分布する。山地に生える雌雄異株、または雑居性(雌雄混株)の落葉蔓性植物。葉は長い柄があり互生し、裏面には淡緑色で粗い毛がある。夏に柄のある白い花をつける。雄花、両性花の場合は集散花序となって3~7個の花を、雌花の場合1個の花をつける。どの花も、萼片5,花弁5で、雄花には多数の雄しべ、雌花には1個の雌しべがある。球形の液果は甘酸っぱい味がし、食べられる。ニホンザルやツキノワグマ、ヒグマなどが好んで大量に摂食する。シラクチヅルともいう。


    日本名(名の由来)

    「猿梨(サルナシ)」 果実が梨に似て猿が食用にすると言う意味。


    薬 効

    薬用 [民間薬]蔓を乾燥させたものを煎じて、利尿薬として用いる。実を生で食することで、解熱・滋養強壮薬として用いる。また、実を果実酒として利用する。