和名・科名
咲き始め
3月~
場 所
ミズバショウの谷
草丈・樹高
30cm以上1m未満
花の色
紫~桃色
特 徴
北アメリカ東部および北東アジア(北東シベリア、中国北東部および日本)に分布する。滋賀県高島市(旧・高島郡今津町)が日本の南限。中部以北の谷間の陰地や林下に生える多年草で群落を作る。紫褐色の花のように見えるのは仏炎苞。中の坊主頭のような楕円形の部分が花序。約100個の小花(両性花)がある。自ら発熱し25℃まで上昇し、春先は周りの雪を溶かし、この時期の数少ない昆虫を集め、受粉確率を上げている。熊が冬眠中の便を排出するために食すると言われる。
日本名(名の由来)
「座禅草(ザゼンソウ)」 花の姿が僧が座禅をするように見えるため。また、花を達磨大師の姿に見立てて、ダルマソウ「達磨草」とも呼ぶ。
薬 効
薬草 吐き気、利尿