和名・科名

シラタマノキ ( ツツジ科 )


  • 咲き始め

    6月~


    場 所

    ロックガーデン


    草丈・樹高

    30cm未満


    花の色

    白~肌色


    特 徴

    北海道、本州中部地方以北に分布する。国外では、千島、サハリン、アラスカに分布する。亜高山帯以上の草地等、比較的乾燥した場所に生える常緑小低木。高さは30cm程度。葉は互生し、鋸歯を持つ楕円形で、大きさは3cm程度。ドウダンツツジのような釣鐘型の花をつける。花の先端はつぼまり、5裂し、裂片は反り返る。萼が肥大して果実を覆い、白い玉状になる。実は生食に向かず果実酒にされる。白い果実をつけることからシロモノとも呼ばれる。


    日本名(名の由来)

    「白玉の木(シラタマノキ)」 萼が肥大して果実を覆い、白い玉状になることに由来する。


    薬 効

    薬用 新鮮な葉を蒸留して得られた揮発油を冬緑油(トウリョクユ)という。消炎鎮痛作用があるため、筋肉痛、腰痛、関節痛、リュウマチなどに外用として用いる。また、歯磨き用香料として利用される。