和名・科名

ノイバラ ( バラ科 )


  • 咲き始め

    6月~


    場 所

    ロックガーデン


    草丈・樹高

    1m以上2.5m未満


    花の色

    白~肌色


    特 徴

    原野や河原などのやや水分条件が良く、日当たりの良い場所に生育する落葉低木。高さ2m位。寄りかかるものがない場所では高さ1m程度。茎は直立して分枝し、繁みを作る。枝には鋭い刺が多い。葉は互生し裏面には毛がある。花は、初夏に、枝端に円錐花序を作って密生して開く。花の色は白色あるいは淡紅色で芳香を放つ。萼筒は滑らかで花弁5。雄しべは黄色で多数。偽果は球形で赤く熟す。ノバラともいう。


    日本名(名の由来)

    「野薔薇(ノイバラ)」 野生の棘のあるバラの意味。ノイバラの古名はウマラ(ウバラ)で万葉集に由来する。


    薬 効

    薬用 [生薬]偽果を日干しにしたものを営実(エイジツ)という。煎じて、利尿薬、下剤として用いる。できもの、にきび、はれものには、煎じ汁で患部を洗う。