和名・科名

ノリウツギ ( アジサイ科 )


  • 咲き始め

    7月~


    場 所

    ロックガーデン


    草丈・樹高

    1m以上2.5m未満


    花の色

    白~肌色


    特 徴

    北海道、本州、四国、九州に分布する。国外では南千島、樺太、中国、台湾に分布する。山地の日当たりのよい所では普通に見られる落葉低木。2~3m以上になる。葉は対生し柄がある。時々3枚輪生する。夏、枝先に円錐花序をつける。装飾花は白色で花弁状の萼片をもつ。花の終わり頃、赤味をおびるものもある。両性花も白色で、萼片5、花弁5、雄しべ10。花柱は3つに分かれる。蒴果は小さな楕円形。ハナカミキリやハナムグリなどの訪花性の昆虫が多く集まる。


    日本名(名の由来)

    「糊空木(ノリウツギ)」 樹液を和紙をすく際の糊に利用したことに由来する。


    薬 効

    薬用 [民間薬]樹皮の内側の粘液を疥癬(かいせん)などの治療に外用として用いる。その他 [利用法]樹皮の内皮の粘液を女性の洗髪料として使用した。