
和名・科名
咲き始め
4月~
場 所
マグノリア通り
草丈・樹高
1m以上2.5m未満
花の色
黄色
特 徴
中国中西部から南部、ヒマラヤの原産。中国、ヒマラヤ、東南アジアに分布する。栽培される落葉樹。高さ1~2m。幹は直立し、枝は3本づつに分かれ黄褐色。葉は柄があり互生。秋遅く、枝の先に数個の花穂を垂れ下げ、春、新葉に先立ち黄色の花を開く。萼は筒状で4つに裂け、雄しべ8、雌しべ1。樹皮は製紙原料となる。日本の紙幣の原材料には、ミツマタとアバカ(マニラ麻)、コウゾ、ガンピが使われている。
日本名(名の由来)
「三椏、三枝、三又、三股(ミツマタ)」 その枝が必ず三つに分かれる特徴に由来している。 「椏(あ)」という漢字は「木の枝が分かれている部分」を意味し、ミツマタの独特な枝の形状を表している。
薬 効
薬草 生薬名:早春、開花期の花蕾を採取して乾燥させたものを新蒙花(シンモウカ)/蒙花株(モウカジュ)という。煎じて服用し、解熱(げねつ)、消炎、眼病薬として緑内障、鳥目(とりめ)などに効果がある。