和名・科名

ラムズイヤー ( シソ科 )


  • 咲き始め

    6月~


    場 所

    友好姉妹都市ゾーン


    草丈・樹高

    30cm以上1m未満


    花の色

    紫~桃色


    特 徴

    トルコからイランににかけて分布する多年草。日本には大正時代初期に渡来。高さは30~100cm。横に茎を伸ばし根を張る。厚みがありふわふわとした柔らかな乳白色の毛で覆われた葉が特徴的。葉は5~10㎝程度のやや長い卵形で、茎に対生する。茎にも白い毛があり、全体的に銀白色に見える。5~7月、ロゼット状の株から直立した茎の上部に花序を出し、花径5㎜程度の小さな花を穂状に咲かせる。花はシソ科やゴマノハグサ科の植物に多く見られる唇形花で、花序は10~22㎝程度の長さになり、花は淡い赤紫色をしている。


    日本名(名の由来)

    「綿草石蚕、綿千代呂木(ワタチョロギ)」 葉が綿のようなチョロギという意味。「チョロギ」とは梅酢で赤く染めて正月の料理に添えられる「長呂木」のこと。長呂木も紫の花を咲かせるシソ科の植物なので、この名が付けられた。英名の「ラムズイヤー(Lamb's Ear)」を直訳すると「ヒツジの耳」となり、葉の形がヒツジの耳の形に似ていることからつけられた。


    薬 効

    [利用法]葉にほのかな香りがあるためハーブとして利用される。また、観賞用として利用される。