和名・科名
ナニワズ ( ジンチョウゲ科 )
咲き始め
4月～
場 所
クリンソウの谷
草丈・樹高
30cm以上1m未満
花の色
黄色
特 徴
北海道と本州の主に日本海側の山地に分布する。雌雄異株の落葉小低木。高さ80cm位。根茎は、肥大して柔らかい。茎はしなやか。葉は互生で質は薄く柔らかい。葉の縁は全縁で、葉先の方が広い。４月頃葉脈に数個の黄色い花をつける。果実は、球形で7月頃赤く熟す。別名エゾオニシバリ。オニシバリに似て北海道に産するために名付けられた。
日本名（名の由来）
「難波津（ナニワズ）」 長野県の方言でオニシバリのことをナニワズというが、北海道で長野県人がオニシバリに似た本植物をこのように呼んだことに由来する。
薬 効
有毒 [有毒部位]全株、樹皮、果実に毒を有し、中毒症状は、口内および胃腸粘膜に炎症をおこすほか、皮膚炎、嘔吐、麻痺などを引き起こす。